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IllustratorデータをTypeToolにインポートする

もう10月ですねぇ。なんだかもう寒いのにまだ冬服を出していない。。。

さて私はタイプフェイスをデザインする作業はイラレで済ませます。
そのあとイラレのパスデータをフォントエディタに取り込むことになります。
その際、テキトウにデータを作るとインポート後面倒です。
データの作り方に色々と決まり事があるので、それを押さえねばなりません。

毎回英語のマニュアル首っ引きは面倒なので、イラレデータのインポート関連のページをざっくりと訳してみました。あくまでざっくりです。

とりあえず、文章だけですが、時間が取れたらスクショも後日追加したいと思います。

Illustrator環境設定

手始めにイラストレーターの設定をします。

  • ・環境設定 > 単位・表示パフォーマンス : 全ての単位をポイントに変える
  • ・環境設定 > ファイル管理・クリップボード : PDFのチェックオフ、AICBのチェックオン、パスを保持を選択
  • ・環境設定 > ガイドとグリッド : グリッドを10pt毎、分割数を10にする。

Illustratorドキュメントを新規作成

次に、グリフをデザインするためのドキュメントを新規作成します。

  • ・ドキュメントの幅はフォントのUPMサイズの2倍に設定する
  • ・ドキュメントの高さはUPMサイズ+ディセンダーの合計(例えば1000UPMでディセンダが263ならば1000-(-263)=1263pt)
  • ・単位はポイント

新規作成したら、ガイドをロックを外しておきます。定規は表示しておいてください。お好みでグリッドを表示しても構いません。

ガイドを作る

続いてアセンダーやディセンダーラインにガイドを作っていきます。

  • ・画面上部の定規をクリックし、ディセンダーの高さまでドラッグ
  • ・垂直のガイドを[x:0]に作成
  • ・イラストレータードキュメントの左上のコーナー(水平垂直の定規がぶつかりあっているところ)をクリックし、さきほど作成したガイドが重なり合うところまでドラッグ、ドロップ(座標[x:0, y:0]を変更するため)
  • ・最後に、アセンダー、エクスハイト、キャプスハイトそれぞれのところに水平ガイドを作成

これで、いよいよグリフを描いて行くことができます。

グリフを描く際の注意点

ガイドができたのでグリフを描いていきます。
すでにグリフをデザインし終わっている場合は、この新しく作成したドキュメントにコピー。
先程作成したガイドにぴったりと収まるように拡大縮小します。
イラストレーターからTypeToolに取り込んだ際にグリフの崩れを起こさない/最小限に留めるために以下に注意。

  • ・イラストレーターのオブジェクトは「塗り」の状態にし、ドキュメントサイズからはみ出さないように(TypeToolは「塗り」の色情報やアウトラインの線の太さなどの情報を持つことはできません)
  • ・全てのアンカーポイントは1pt毎のグリッドにスナップさせ整数値に保っている必要がある。(デジタルフォントのノードの座標は小数点以下を含むことができない。小数点以下を含む座標はTypeToolによって自動的に整数に補正されてしまう)
  • ・座標が小数点以下を含む場合も、適切なサイズにイラストレーター上で拡大縮小を行ってからTypeToolへの取り込みを行うことで、補正は最小限に抑えることができるでしょう

グリフを描き終わったら、TypeToolにコピーペーストすることもできますし、バージョン8のEPSファイルとして保存してインポートさせることができます。

ということで。。。

初めから分かっていれば、整数座標にアンカーポイントを持ってくる様にしますけど、知らなかったので、修正するのが大変。。。
前述の通り、少数点以下を含んだアンカーポイントも補正してくれるので、細かいところを気にしなければ、いいかもしれません。
が、TypeToolの自動ヒンティングを使う場合は注意した方が良いと思います。各グリフ同士の補正差があると、文字を小さくしたときに変な感じになったりするので・・・。

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Category:フォントエディタ

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