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デザイン展めぐり

 六本木で展示を見てきました。ミッドタウンとAXISをふらふら。

 ミッドタウンではデザインハブにて「日本のデザイン2011」。
 展示のタイトルを見ると、日本発の代表的なデザイン作品を見れるみたいな感じですけど全然違いました。作品そのものではなく、物事に対するデザイナーの視点や着眼を見せることで、デザインを理解してもらうみたいな内容でした。
 具体的には三人のご高名なデザイナーさんが地方の町を旅をして、その場所や人々の「良さ」を言葉と写真でステキに見せてくれているというもの。「良さ」の発見ポイントがデザイナーならでは、ということなんだと思います。

 個人的に面白かったのは森本千絵さんx兵庫のブース (ブース?) 。その町では「ホメる」文化があって、お互いがホメ合う。旅しにやってきた人もみんなホメちゃうぞ、と。こういう考え方、ものすごく好き。ちょっとくらいお世辞ぎみだって、お世辞が本当になっちゃえばいい、といった雰囲気。
 仲いい同士は「こいつバカだから」を言い合うのが、割と日本のデフォのような気がしますが、僕自身はこういう考え方の方が正のスパイラルが産まれると思います。
 例えばブレインストーミングするときでも、普段からホメる習慣がないと、中々「否定しない」態度を取り続けるのは難しいと思います。そうするとブレストじゃなくてただの会議になってしまうだろうし。批判もいいんですが、どうしても考え方が萎縮してしまいがち。何かを飛躍させるためにはポジティブな空気が大事だと思ってます。まぁこれは、デザインと直接関係のある話ではないかもしれませんけど。
 しかし、そもそもの趣旨は「ホメ合う」という文化や習慣すらも観光資源になりうる、というのがデザイナーの視点なんだぞと。そういうことだったのかもしれません。別にホメ合うことを推奨しているわけではなくて。

 そして種子島を訪ねた山中俊治さんのブースは、もうちょっといわゆるデザイナー的なお話だったように思いました。ノーデザインなところが、ほんの少ししたことで変わってくるとか。宇宙なんやらの施設がある側には、三十数代も続く鍛冶屋があって、そこで作られているハサミの、完成前の美しさとか。しかしJAXAと鍛冶屋の組み合わせ。すごく日本的な組み合わせだなぁ。

 それから、この展示では内容もさることながら、コンテンツの見せ方もとても好きでした。写真や言葉を配した大きな透明のビニールシートを、会場奥に向って連続して設置。窮屈なようで窮屈でなく、うまく説明できませんが、なんか不思議な雰囲気で、よかったです。

その後、その上の階でやっていた展示も見たんですが、こちらは…うーん。。。うーん。。。

最後にAXISでやっていた「ネンチャクシコウ展」へ。これは結構面白い。どれもプレゼントに最適な感じでした。そして特に、手紙を紙飛行機にしてポストへ投げ入れるというアイディアの作品は、現実的ではないけど、面白かったです。

Category:イベント

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